患者は20代女性。

前歯部の審美障害を主訴に来院された。

右側3は欠損しており、4の頬側を3の形態にて製作している。

また、当初の計画では右側41左側12の補綴であったが、右側4を抜歯することとなり、右側2も含めたBrへと変更された。右側2の形態は可能な限り術前を模倣し、他部位は側切歯や下顎前歯を参考に形態を創造した。

顎位が左側に変位しているため、運動時に干渉せず、審美的にも患者の希望を満たす形態製作に尽力した。そのため、ある程度の対称性は見られるものの、切縁ラインや歯冠長は対象には製作できない。それでも、口唇との関係は良好である。